Georgie K. Emer インタビュー

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Georgie K. Emer インタビュー

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Georgie K. Emeryは、英国出身の刺繍アーティストで、テキスタイルの学位取得の知識と伝統的な刺繍を融合させています。彼女のカラフルな風景は、アップリケのレイヤーと装飾刺繍を組み合わせたもので、イギリスのコッツウォルズの風景からインスピレーションを得ています。

あなたのスタイルを3つの言葉で表現してください。

カラフル、イラストレーション、クリエイティブです。

刺繍歴はどのくらいですか?

8歳の時に初めてブラウニーのバッジを帯に縫い付けたのを除いて、約15年ぐらいです!初めての刺繍は、小さなステッチが素敵にできてとても誇らしかったのを憶えています。

あなたの好きなステッチは?

スプリットステッチ です。-フィラーステッチとしても、ラインワークステッチとしても最適です。

多くの作品でアップリケの重ね付けを採用していますが、初めてこの技法に挑戦する人へのアドバイスをお願いします。

最初は忍耐が必要ですが、作って行くと段々と簡単になっていくでしょう。アップリケは、最初はとてもイライラするものです。私は、布をどうしたいか心の中でとてもはっきりとアイディアを持っていましたが、初めてこの実験を始めたとき布が協力してくれなかったことを覚えています。根気よく続けていくと、回を重ねるごとに生地がスムーズになじんできて、以前は何時間もかかっていた作業が、今ではほんのわずかな時間で済むようになりました。 刺繍枠に入れるために布を重ねる場合、すべての布をほぼ同じサイズにカットしておくのがコツです。枠の外にある布のすべてのエッジが同じ大きさだと、刺繍枠で管理することが容易になります。

アップリケの重ね付けについてもっと知りたい方は、「アップリケの重ね付けに挑戦」の記事をご覧ください。

どのように刺繍を学びましたか?

刺繍は、特に誰かに教わったというわけではなく、もともと好きだったもので、新しいプロジェクトができるたびに、常に新しいことを学んでいます。 ファッションイラストの制作でアップリケと刺繍を組み合わせたのですが、そのテクスチャーと、糸を絵を描くように使うことにすぐに魅了されました。その後、アートの基礎を修了し、大学でテキスタイルを学びましたが、どのプロジェクトでも、手刺繍かミシン刺繍を作品に取り入れるようにしていましたね。

刺繍の必需品は何ですか?(糸・アクセサリー)

・シャープなハサミ ・数種類の設定が可能な、素晴らしいアジャスタブルライト ・DMC 25番糸 3838(このブルーが大好き!) ・布の大きさに合わせてカットしたり、端がほつれないようにするためのピンキング鋏です。

あなたのインスピレーションの源は?

私の自宅はイギリスのグロスターシャーにあり、田園風景と美しい起伏のある風景に囲まれていて、私の風景写真のほとんどのアイデアはそこから得ています。自宅の庭や寝室の窓から見える様々な緑や色調は、常にインスピレーションの源となっています。

お気に入りの作品はどれですか?

おそらく、私が初めてレイヤード・ランドスケープ(重ね付けの景色)に成功した作品です(すべての布が私の望む場所に収まったという意味で成功しました)。 また、この作品は真冬にデザインしたのですが、温かみのある春らしい作品になったところもお気に入りです。

刺繍はあなたの人生にどんな変化をもたらしたのでしょうか?

刺繍は平和で瞑想的な芸術であり、私にとってセラピーのようなもので、手を動かしながら考える時間がたくさんあります。デザインに取り組んでいるとき、邪魔されずに数時間刺し続けることができると最高の気分です!

手仕事する作家たち