クロスステッチの布の準備の仕方

By Helen Bradley

記事を読み終わるまで 約3分

クロスステッチの布の準備の仕方

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ステッチを始める前に少し時間をかけて布を準備することで、より良い結果を得ることができます。新しい作品制作を開始したくてうずうずしている場合でも、布をきちんと準備する時間を取りましょう。

刺繍をする前にアイーダを洗ったほうが良いでしょうか?

プロジェクトによっては、ステッチを始める前にアイーダを洗った方がよいかもしれませんが、それは必須ではありません。ステッチを始める前に洗うことで、布に残っている染料を取り除くことができます。 アイーダの中には、あらかじめファブリックドレッシングで処理されているものがあります。これは生地に硬さを与えるものですが、洗うとこの硬さがなくなります。洗って柔らかくなったアイーダと、洗っていない少し硬めのアイーダのどちらでステッチするかは、個人の好みの問題です。

アイーダの洗濯方法は?

DMC アイーダは中性洗剤で洗い、あて布を使用して低温アイロンがけすることができます。使用するアイーダの耐熱温度は様々ですので、あらかじめ使用するアイーダのお手入れ方法をご確認ください。

クロスステッチを始める前にアイロンがけをするべきですか?

刺繍枠を使えば、アイーダのシワはほとんど気にならないので、事前にアイロンがけをする必要はありません。しかし、アイーダのシワがひどい場合は、アイロンをかけてから始めると効果的です。アイロンの温度を低めに設定し、あて布を使用してください。

クロスステッチの布を必要なサイズにカットする

クロスステッチ用の布をカットするときは、完成品とその用途を考えることが重要です。もし、作品を台紙や額に入れるのであれば、少なくとも8cm以上の縁取りが必要です。刺繍枠の大きさや形は、作品を飾る額や枠の大きさにも影響されるかもしれません。

クロスステッチ前の布の準備方法

通常、ステッチはデザインの中心点から始めます。デザインの中心が布の上に完全にあることを確認するために、その中心を見つける必要があります。 布を半分に折って、さらに半分に折った2つの折り目が交差するところが中心です。人によっては、図案と布の関係を把握しやすくするために、この折り目の長さに沿って緩やかなランニングステッチのラインを縫い付ける場合もあります。 また、布の端がほつれないように、糸でかがり縫いをしたり、バイアステープやマスキングテープで覆っておくとよいでしょう。

クロスステッチをする際に、刺繍枠を使用すべきでしょうか?

刺繍枠を使うと、簡単にきれいなステッチができます。また、刺繍枠を使うことで、布の張りを保ちながら刺繍ができるため、手軽な方法です。また、スタンド付きの刺繍枠を使えば、両手で縫うことができ、より正確でスピーディーな作業が可能になります。大きな作品には、フレームを使うと便利です。

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